狂言第2弾です。撮影したのは、全部で、4演目でしたが、その2演目です。
”狂言(きょうげん)は、能と同様に猿楽から発展した伝統芸能で、猿楽の滑稽味を洗練させた笑劇。
「猿若」は初期歌舞伎において,滑稽な演技や雄弁術などを演じた役柄。また,その演技者。その演目の事。
狂言は、猿楽の持っていた物まね・道化的な要素を発展させたものであり、せりふも含め写実的表現が目立つ。
内容は風刺や失敗談など滑稽さのあるものを主に扱う。”(WIkiより)
先日、某市民会館で、「大蔵流山本家」の「狂言鑑賞会」が開催されました。
私は、狂言を今まで鑑賞したことはなく、望んでいたわけでもなかったけど、偶、お付き合いで、見に行くことになった次第。
山本家は、徳川幕府の式楽の伝統を継承する大蔵流狂言の家柄。
現当主は、四世山本東次郎氏。人間国宝でもあります。 前回ご紹介しました。
現在、長男の東次郎則壽(1937(昭和12)-)、三男則俊(1942(昭和17-)、
および その子息たち、泰太郎、則孝、則重、則秀が杉並能楽堂を拠点に公演、普及活動に努めている。(HPより)

(1) 耕作人が、先ごろ手に入れた牛を引き、牛博労(うしばくろう)に目利きを頼みに行く途中・・・・・・・
牛の着包み・・・が出てきた時には、驚きました。

(2) その牛博労が、いなくなった秘蔵の牛を探しに来たのに出会う。


(3-1) 牛博労は、それは自分の牛だと主張し、 (3-2) 耕作人は、読んで答えれば返すが、
生まれるとすぐ座敷の上座にすえ、 鳴かない時は牛博労を家来にする・・・
横座と名づけたので、
呼べば返事するのが証拠という。

(4) お願いします。

(5) 「横座」「横座」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 二声呼んでも牛は答えない。
牛博労が、絵に描いた牛でさえ懸命の祈りに応えて鳴いたという故事を、牛に語って聞かせた後、
もう一声呼ぶと、牛は「モゥ」と鳴く。


(6-1) 「鳴いたので、私の牛です」
演者の汗まで見えますね・・・。
(6-2) 「ウムム・・・」
(クリックすると大きくなります)

(7) では、牛を連れて帰ります。
以上です。
鳴き声で、所有を判定するというのは、面白いですね。今では、もっと科学的な調べで、決めるのでしょうね?
会話は一部脚色してあります。
牛博労(シテ)と、耕作人の掛け合いは、面白い。 鍛えられた、声が、朗々と響き渡って来た。
慣れない舞台撮影。三脚をしっかり使っていましたが・・・。
表情や、所作を追いかけて、タイミングよく、シャッターを切るのが、とても難しかったです。
最近色々と用事があって、ブログアップもままならず。
まだまだ、用事があるので、コメ欄を閉じさせて頂きますね。
狂言と構えないで、あくまで写真です。
演者の表情や所作や、舞台装置などで、ご感想がありましたら、拍手コメ欄にコメントしていただきたく思います。
落ち着きましたら、「行田の古代蓮」をアップしたいと思います。
ご訪問ありがとうございました。
←応援クリックありがとうございます♪
拍手コメもありがとうございます。
コメントを嬉しく読ませて頂いております。
”狂言(きょうげん)は、能と同様に猿楽から発展した伝統芸能で、猿楽の滑稽味を洗練させた笑劇。
「猿若」は初期歌舞伎において,滑稽な演技や雄弁術などを演じた役柄。また,その演技者。その演目の事。
狂言は、猿楽の持っていた物まね・道化的な要素を発展させたものであり、せりふも含め写実的表現が目立つ。
内容は風刺や失敗談など滑稽さのあるものを主に扱う。”(WIkiより)
先日、某市民会館で、「大蔵流山本家」の「狂言鑑賞会」が開催されました。
私は、狂言を今まで鑑賞したことはなく、望んでいたわけでもなかったけど、偶、お付き合いで、見に行くことになった次第。
山本家は、徳川幕府の式楽の伝統を継承する大蔵流狂言の家柄。
現当主は、四世山本東次郎氏。人間国宝でもあります。 前回ご紹介しました。
現在、長男の東次郎則壽(1937(昭和12)-)、三男則俊(1942(昭和17-)、
および その子息たち、泰太郎、則孝、則重、則秀が杉並能楽堂を拠点に公演、普及活動に努めている。(HPより)

(1) 耕作人が、先ごろ手に入れた牛を引き、牛博労(うしばくろう)に目利きを頼みに行く途中・・・・・・・
牛の着包み・・・が出てきた時には、驚きました。

(2) その牛博労が、いなくなった秘蔵の牛を探しに来たのに出会う。


(3-1) 牛博労は、それは自分の牛だと主張し、 (3-2) 耕作人は、読んで答えれば返すが、
生まれるとすぐ座敷の上座にすえ、 鳴かない時は牛博労を家来にする・・・
横座と名づけたので、
呼べば返事するのが証拠という。

(4) お願いします。

(5) 「横座」「横座」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 二声呼んでも牛は答えない。
牛博労が、絵に描いた牛でさえ懸命の祈りに応えて鳴いたという故事を、牛に語って聞かせた後、
もう一声呼ぶと、牛は「モゥ」と鳴く。


(6-1) 「鳴いたので、私の牛です」
演者の汗まで見えますね・・・。
(6-2) 「ウムム・・・」
(クリックすると大きくなります)

(7) では、牛を連れて帰ります。
以上です。
鳴き声で、所有を判定するというのは、面白いですね。今では、もっと科学的な調べで、決めるのでしょうね?
会話は一部脚色してあります。
牛博労(シテ)と、耕作人の掛け合いは、面白い。 鍛えられた、声が、朗々と響き渡って来た。
慣れない舞台撮影。三脚をしっかり使っていましたが・・・。
表情や、所作を追いかけて、タイミングよく、シャッターを切るのが、とても難しかったです。
最近色々と用事があって、ブログアップもままならず。
まだまだ、用事があるので、コメ欄を閉じさせて頂きますね。
狂言と構えないで、あくまで写真です。
演者の表情や所作や、舞台装置などで、ご感想がありましたら、拍手コメ欄にコメントしていただきたく思います。
落ち着きましたら、「行田の古代蓮」をアップしたいと思います。
ご訪問ありがとうございました。


拍手コメもありがとうございます。
コメントを嬉しく読ませて頂いております。
スポンサーサイト
今回は、「狂言」のご紹介です。
狂言師と聞くと、映画やTVでお馴染みの”野村萬斎氏”が、有名ですね。
新しいところでは『のぼうの城』に出演されていました。
「狂言」とは?
”狂言(きょうげん)は、能と同様に猿楽から発展した伝統芸能で、猿楽の滑稽味を洗練させた笑劇。
狂言は、一部の例外的役柄を除いて面を使用せず、猿楽の持っていた物まね・道化的な要素を発展させたものであり、
せりふも含め写実的表現が目立つ。内容は風刺や失敗談など滑稽さのあるものを主に扱う。”(WIkiより)
先日、某市民会館で、「大蔵流山本家」の「狂言鑑賞会」が開催されました。
山本家は、徳川幕府の式楽の伝統を継承する大蔵流狂言の家柄。
現当主は、四世山本東次郎氏。人間国宝でもあります。
現在、長男の東次郎則壽(1937(昭和12)-)、三男則俊(1942(昭和17-)、
および その子息たち、泰太郎、則孝、則重、則秀が杉並能楽堂を拠点に公演、普及活動に努めている。(HPより)

(1) 「山本東次郎氏(人間国宝) ご挨拶」
第一弾「柿山伏」

(2) 「柿山伏登場」
山伏は途中でのどが乾いてしまい、ふと見あげると見事な柿があることに気づく。
大きな柿の木があった。

(3) 「柿主登場」
山伏は、柿を取ろうとするが、手が届かず、石を投げてもあたらない。
そこで、柿山伏は木に登って柿を食っていた。
見廻りに来ていた柿の持ち主に、無断で柿を食っていたことに気づかれてしまう。
柿主は、梢に隠れている、山伏を見つけ、


(4-1) 烏だ、猿だと言って、鳴き真似をさせてからかい、
(4-2) 鳶(とび)のようだから、空を飛ぶだろうと困らさせる・・・。

(5) 山伏は鳶になって、飛び降りる。

(6) 大怪我をしたから、治療せよ・・・と柿主に、迫る。
柿主は、一切とり合うことなく、謝罪を要求し立ち去ろうとする。
そんな柿主の行動を見て山伏は呪文をかけ、持ち主の行動を封じる。

(7) とうとう、「宿に連れていて、看病しよう」と山伏を背負う。
自分の罪を覆い隠そうとする姿を、面白おかしく描いており、
山伏という権威のあるものに対する風刺が込められた作品との事です。 (2014年3月16日撮影)
朗々と山伏(シテ)と、柿主(アド)の掛け合いは、面白い。 鍛えられた、声が、素晴らしかった。
私は、始めての「狂言」鑑賞であり、写真撮影に夢中で、所々、聞き漏らしたところもあったけど、
このような伝統芸能を鑑賞できて、良かったです。
でも、慣れない舞台撮影。
表情や、所作を追いかけて、タイミングよく、シャッターを切るのが、とても難しかったです。
この撮影後、しばらくして、ブログおやすみにつき、アップできなかったので、今回アップしました。
コメ欄を閉じさせて頂きますね。
もし、ご感想がありましたら、申し訳ないですが、拍手コメ欄にお願い致します。 (予約投稿)
ご訪問、ありがとうございました。
←応援クリックありがとうございます♪
拍手コメもありがとうございます。
コメントを嬉しく読ませて頂いております。
狂言師と聞くと、映画やTVでお馴染みの”野村萬斎氏”が、有名ですね。
新しいところでは『のぼうの城』に出演されていました。
「狂言」とは?
”狂言(きょうげん)は、能と同様に猿楽から発展した伝統芸能で、猿楽の滑稽味を洗練させた笑劇。
狂言は、一部の例外的役柄を除いて面を使用せず、猿楽の持っていた物まね・道化的な要素を発展させたものであり、
せりふも含め写実的表現が目立つ。内容は風刺や失敗談など滑稽さのあるものを主に扱う。”(WIkiより)
先日、某市民会館で、「大蔵流山本家」の「狂言鑑賞会」が開催されました。
山本家は、徳川幕府の式楽の伝統を継承する大蔵流狂言の家柄。
現当主は、四世山本東次郎氏。人間国宝でもあります。
現在、長男の東次郎則壽(1937(昭和12)-)、三男則俊(1942(昭和17-)、
および その子息たち、泰太郎、則孝、則重、則秀が杉並能楽堂を拠点に公演、普及活動に努めている。(HPより)

(1) 「山本東次郎氏(人間国宝) ご挨拶」
第一弾「柿山伏」

(2) 「柿山伏登場」
山伏は途中でのどが乾いてしまい、ふと見あげると見事な柿があることに気づく。
大きな柿の木があった。

(3) 「柿主登場」
山伏は、柿を取ろうとするが、手が届かず、石を投げてもあたらない。
そこで、柿山伏は木に登って柿を食っていた。
見廻りに来ていた柿の持ち主に、無断で柿を食っていたことに気づかれてしまう。
柿主は、梢に隠れている、山伏を見つけ、


(4-1) 烏だ、猿だと言って、鳴き真似をさせてからかい、
(4-2) 鳶(とび)のようだから、空を飛ぶだろうと困らさせる・・・。

(5) 山伏は鳶になって、飛び降りる。

(6) 大怪我をしたから、治療せよ・・・と柿主に、迫る。
柿主は、一切とり合うことなく、謝罪を要求し立ち去ろうとする。
そんな柿主の行動を見て山伏は呪文をかけ、持ち主の行動を封じる。

(7) とうとう、「宿に連れていて、看病しよう」と山伏を背負う。
自分の罪を覆い隠そうとする姿を、面白おかしく描いており、
山伏という権威のあるものに対する風刺が込められた作品との事です。 (2014年3月16日撮影)
朗々と山伏(シテ)と、柿主(アド)の掛け合いは、面白い。 鍛えられた、声が、素晴らしかった。
私は、始めての「狂言」鑑賞であり、写真撮影に夢中で、所々、聞き漏らしたところもあったけど、
このような伝統芸能を鑑賞できて、良かったです。
でも、慣れない舞台撮影。
表情や、所作を追いかけて、タイミングよく、シャッターを切るのが、とても難しかったです。
この撮影後、しばらくして、ブログおやすみにつき、アップできなかったので、今回アップしました。
コメ欄を閉じさせて頂きますね。
もし、ご感想がありましたら、申し訳ないですが、拍手コメ欄にお願い致します。 (予約投稿)
ご訪問、ありがとうございました。


拍手コメもありがとうございます。
コメントを嬉しく読ませて頂いております。